韓日合作ドキュメンタリー『あんにょん・サヨナラ』の加藤久美子監督が、作品の主人公、古川雅基と共に28日から4泊5日の日程で韓国を訪れると「インディー・ドキュ・フェスティバル2005」(28日~11月3日)事務局が26日、明らかにした。

 「インディー・ドキュ・フェスティバル2005」でオープニング上映される『あんにょん・サヨナラ』は、第2次世界大戦で犠牲になった父親の名前が、日本の靖国神社の名簿に載っている事実を知った韓国人が、日本人と共に合祀取り下げ訴訟を起こす過程を描いた作品。

 加藤久美子監督は、韓国の金兌鎰(キム・テイル)監督と共にこの作品を共同演出した。

 『あんにょん・サヨナラ』は、今年の釜山(プサン)国際映画祭ワイド・アングル部門ウンパ賞(最優秀賞)を受賞している。

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