今月16日に中国の湖南TVで放送が終了したドラマ『大長今』(日本タイトル『宮廷女官チャングムの誓い』)の人気が中国で日を追うごとに高まっていると、聯合ニュースが23日上海発で報じた。以下はその内容。

 中国の主要都市の商店では『チャングムの誓い』のDVDが飛ぶように売れていて、テレビとラジオでも『チャングムの誓い』を素材にした番組が引き続き紹介されている。

 中国最大の経済都市である上海のあるラジオでは最近、毎日1時間以上もドラマ『チャングムの誓い』と中国人の反応などを伝えるコーナーを放送している。『チャングムの誓い』の主題歌である『オナラ』も大通りで簡単に聞くことができる人気曲になっている。

 上海の新民晩報はもちろんのこと、経済観察報なども「なぜ、チャングムに熱狂するのか」という内容の解説記事と社説などを掲載している。

 チャングムを放送した湖南衛星TV放送局は最近「チャングム、李英愛(イ・ヨンエ)の招待」を訴える視聴者の要求に頭を痛めている。特にイ・ヨンエに先立ちハン尚宮役のヤン・ミギョンを先月招待し、「ハン尚宮フィーバー」が起こったところであり、「一日も早くチャングムを招待してくれ」という要求が日増しに高まっているという。

 また、一方で、熱狂的なファンらは『チャングムの誓い』の再放送を要求している。従って、湖南衛星TVは来年の春節に合わせて『チャングムの誓い』をもう一度放送し、そのときにイ・ヨンエを招待すると視聴者を説得している。

 『チャングムの誓い』は中国人の生活にも大きな影響を与えている。北京や上海など中国の主要都市に進出した韓国料理店では、「チャングム特選料理」が必須のコース料理になっている。また大きな中国料理店でも、『チャングムの誓い』の放送後、キムチやプルコギなど韓国料理を求める客が増加している。

 上海ではチャングムの国、韓国を訪問する観光客が大きく増加し、旅行会社は忙しくなった。

 中国の若い女性たちの場合は、チャングムを演じたイ・ヨンエの顔に美容整形手術しようと韓国を訪れるという事例も増えている。

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