孫芸珍(ソン・イェジン)が日本列島を涙で濡らした。

 ソン・イェジンは日本で22日公開予定の映画『私の頭の中の消しゴム』試写会で多くのファンや取材陣を涙させた。

 ソン・イェジンは18日、東京国際フォーラムで1200人を集めて行われた『私の頭の中の消しゴム』試写会を通じて観客の涙腺を刺激、純愛映画の女王としての地位を確固にした。

 ソン・イェジンはこの日の舞台あいさつで「自分の演技についてどう思うか」という取材陣の質問に「一度も自分の演技に満足したことはないが、自分が演じたのだから自分の演技を愛すようにしている。演技に対する点数は自分ではつけられない。映画作って行く過程がとても幸せな思い出として蘇ってきて映画を見ても切なく悲しい気持ちになる」と語った。

 ソン・イェジンは舞台あいさつに先立ち、テレビ朝日のトーク番組『徹子の部屋』に出演した。この番組は今年で30年を迎える長寿番組で、日本の芸能人をはじめ、ゴルバチョフ元大統領、ユル・ブリンナーら世界の著名人が出演している。


 ソン・イェジンはこの日の放送で「出演作の『四月の雪』と『私の頭の中の消しゴム』での演技を比べてほしい」という質問に「役を忠実に演じようと努力し、二人の先輩(ペ・ヨンジュン、チョン・ウソン)から演技者としての心得だけではなく、スタッフと共同作業をする一員としての態度に至るまで、さまざまな多くのことを学んだ」と語った。

 続けて「『四月の雪』では不倫を初めて演じたので、同じ感情を維持するのが大変だった。『私の頭の中の消しゴム』は楽しく愉快な一方で心が痛む作品で初の人妻役だっただけに忘れられない」と語った。

 一方、ソン・イェジンは18日、羽田空港で約100人のファンから歓迎を受けるなど、日本国内での人気を実感した。

 ソン・イェジンは19日と20日の両日、各メディアとのインタビューをこなし、20日午後、韓国に帰国して直ちに映画『作業の定石』の撮影に臨む予定だ。

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