日本の巨匠鈴木清順が、チャン・ツィイー主演の新作『オペレッタ狸御殿』を掲げ、また、手形(ハンドプリンティング)イベントの主人公に選ばれ、10回釜山国際映画祭を訪れた。

 ピーター・グリーナウェイ、クロード・ルルーシュなどの巨匠たちのハンドプリンティングが相次ぎキャンセルされたなかでの参加となった。

 映画祭側の訪問要請に「酸素マスクをしてでも行く」と答えた82歳の巨匠は、本当に酸素マスクをして釜山にやって来た。

 その感動もつかの間、“変人監督”と噂されていた鈴木監督のトンデモ行動、愉快な言動は、11日午後に開かれたハンドプリンティングイベントでも存分に証明された。

 酸素マスクをしたまま、南浦(ナムポ)洞のハンドプリンティングステージに上った老監督は、眠くなると、側にいたキム・ドンホ執行委員長に「歌を歌うか、踊りでも踊れ」と注文を付け、女子高生たちに大ウケしていた(!)。

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