全度妍(チョン・ドヨン)、キム・ジュヒョク主演のSBS週末ドラマ『プラハの恋人』が人気を博している中、ドラマの舞台であるプラハに対する視聴者の関心が高まっている。

 『プラハの恋人』の制作会社オリーブナイン(OLIVE NINE)は3日、「1話から3話までプラハの情景が紹介され、視聴者の多くの関心を集めている。日常の業務が困難なぐらい多くの問い合わせ電話が会社に殺到している」と述べた。

 オリーブナインによると、特に、第2話で登場するチョン・ドヨンとキム・ジュヒョクがデートを楽しむレストランに対する問い合わせが多いという。はるか遠く、風景画のように美しく広がるモルダウ川とその上をカレル橋がおぼろげに浮かんで見えるこのレストランは「ハナスキーパビリヨン」という名前で、1891年にオープンしたプラハの名物だ。

 オリーブナイン関係者は、「このレストランは映画『Mission Impossible』でも登場した程有名な場所」と話している。また、「プラハ旅行に関して各旅行会社に問い合わせが殺到している。オリーブナインは現在、モドゥツアーという会社と連携して『プラハの恋人』の撮影地を見てまわるツアーを開発中だ」と付け加えた。

 ドラマの撮影地に観光ブームが起こるのはなにも目新しいことではない。『いつか楽園で!』が放映された後、ドラマの舞台になったインドネシアのバリ旅行が流行したこともあり、『パリの恋人』が放送された後は、「キム・ジョンウンと一緒に行くパリ旅行」というツアーが開発されたこともある。

 オリーブナイン関係者は、「『プラハの恋人』と連携したツアーはドラマの計画段階から念頭にあったもの。しかし、主演俳優たちと一緒に行く旅行商品は、もう少し視聴者の反応が高まるのを待って、企画するつもりだ」と述べている。

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