キム・ギドク(金基徳)監督が次回作の計画を明らかにした。

　キム・ギドク監督は15日(現地時間)、スペインの第53回サンセバスチャン国際映画祭開幕式に出席、国際評者協会大賞を受賞する席で次回作2本の内容を公開した。

　キム監督はこの日、国際評者協会グランプリ(the Great Prize Fipresci)の受賞関連記者会見で次回作についての質問に「次回作はピストルが主人公でキャラクターになる映画」と話し、「ピストルがものを言って人々の考えを言う作品になるだろう」と明らかにして記者の爆笑を誘った。

　キム監督は続けて「次回作では美しい女性が美しさを諦める過程を描きたい。美しさのために、むしろ自分の人生に疲れている女性が自分の体を豚のように太らせたり、逆に痩せるようになる過程を描きたい」と語った。