映画『外出』(以下『四月の雪』)により、韓国映画が企画段階から海外、特に日本をターゲットに準備され、ヒットへとつないでいく時代の幕開となる可能性が高いと、韓国のインターネットメディア「マイデイリー」が18日報じた。

 同メディアはこの日、17日の『四月の雪』日本公開初日の大盛況ぶりを報じながら、このように分析した。

 マイデイリーは「17日に公開されたペ・ヨンジュン主演の『四月の雪』は日本現地メディアから最終的に40億円(約400億ウォン)以上の興収も可能だと見込まれている」とした。

 また、「『四月の雪』は国内でこれといった興収記録を出せず、国内収益だけでは約50億ウォン台と伝えられた制作費の回収も難しいとされていた」とし、「しかし、日本で期待以上の成績を収められることがほぼ確実となっていることから、韓国映画制作において『国内に拘らず、海外市場を狙って多くの制作費を投じることも可能』という明確な前例になる見込みだ」と報じた。

 マイデイリーは「『四月の雪』が日本で失敗すれば、最近の韓国映像産業に相次いでいる海外投資が一瞬にして途絶えてしまう恐れがあると懸念されていた」とした。

 しかし、日本での順調なスタートは韓国映画の国際的な競争力を再度確認するきっかけとなり、今後、より多くの海外投資を誘致し、世界市場に本格的に進出する土台を作ったと評価されると、同サイトは分析した。

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