破格の愛を描いた『親知らず』と『外出』(日本タイトル:四月の雪)が“最小限の露出で最高のエロチックなムード”を作り出し、話題を集めている。

 『親知らず』の出演契約書に「相互協議していない内容を任意的に撮影できない」という条項を盛り込んだキム・ジョンウンは、背中を見せるシャワーシーンで露出度を調整した。

 映画の中で17歳の高校生と恋に落ちる30歳の塾の講師を演じたキム・ジョンウンが、シャワーを終えた後、ベッドの上で相手役の俳優(イ・テソン)を軽くタッチするシーンでベッドシーンに代えたのである。続いて朝を迎えた男女の顔をクローズアップすることでこのシーンは締めくくられた。

 現場関係者らは「直接的な愛の表現はないものの、どの映画よりもエロチックな雰囲気が漂った」とし、「13歳の年齢差を飛び越えた男女の愛が切なく描かれた」と評価している。

 一方、不倫を題材にしている映画『四月の雪』は、最近R18に指定され、ベッドシーンの露出度に期待の声が高まっているのが事実。しかし、孫芸珍(ソン・イェジン)とペ・ヨンジュンのベッドシーン、または直接的な表現よりは雰囲気を強調した内容になっていると伝えられた。

 23日の試写会を控え、現在最終的な編集が行われているが、ソン・イェジンのベッドシーンの場合、「致命的な愛に陥る女性の感情」を繊細に表現することにフォーカスを合わせているという。

 制作会社のブルーストームのある関係者は「映画のコンセプトにあわせ、最初からR-18指定の審議を申請した」とし、「露骨な露出よりは、感情の波を最大限カメラに収める形で撮影が行われた。かなりエロチックな雰囲気を作り出すことができた」と話した。

 『四月の雪』は9月8日に公開予定。『親知らず』は10月公開を予定している。

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