最近、たいていの家庭はヨーグルト製造機を持っている。しかし、フードスタイリストのチェ・スンジュさんは「必ずしもヨーグルト製造機が必要なわけではない」と話す。

 家にある保温ジャーや発泡スチロールボックスでも作ることができ、同量のヨーグルトを購入して食べるのと比べれば経済的であるという。

 とにかく言えるのは、ヨーグルトというのは市販されているどの牛乳でも作れるということだ。低脂肪牛乳やカルシウム強化牛乳でも良く、イチゴ牛乳やバナナ牛乳でも濃度が薄くなるが大丈夫だ。牛乳1リットルにプレーンヨーグルト1パックが目安。

 6~8時間程度一定の温度(約40度)を維持すれば良い。発酵させている途中で揺らしたり振ったりすると発酵の妨げとなるので注意が必要。できあがったヨーグルトは必ず冷蔵庫に入れ、冷やした後に食べる。

▲保温ジャーでの作り方…耐熱陶磁器やガラスの容器に牛乳と種になるヨーグルトを入れて均等に混ぜ合わせた後、ラップをかぶせて小さい穴を開ける。保温ジャーに入れて保温し、25分後に保温を切って6~8時間そのままにしておく。

▲発泡スチロールボックスでの作り方…約40度に暖めた牛乳にヨーグルトを入れてよくかき混ぜた後、発泡スチロールボックスに入れてふたを閉めたまま4~6時間程度そのままにしておく。

▲電子レンジ+魔法瓶での作り方…牛乳1リットルをガラス瓶に入れ、電子レンジ「強」で2分間暖める。
暖めた牛乳を取り出し、ヨーグルトを1パック入れてよく混ぜた後、魔法瓶に注ぎふたをきっちり締めて6~8時間そのままにしておく。

▲スロークッカーでの作り方…牛乳1リットルにヨーグルト1パックを入れてよく混ぜた後、陶磁器やガラスの容器に入れ、器ごとスロークッカーに入れて6時間程度そのままにしておく。

▲冷蔵庫の上での作り方…牛乳にヨーグルト1パックと砂糖大さじ3杯を入れてよく混ぜた後、冷蔵庫の上に置き、8~10時間程度そのままにしておく。冷蔵庫の上は常に一定の発熱があり、温度を維持できる。

 夏ならば冷房の効いていない室温でも作れる。

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