下半期の期待作として挙げられているクァク・キョンテク監督の『台風』のロシアロケ未公開スチールが公開された。

 この作品は既に公開されているように張東健(チャン・ドンゴン)が南北から捨てられた海賊シン、李政宰(イ・ジョンジェ)がシンを捕らえようとする韓国海軍の将校カン・セジョンに扮して話題を集めている作品。もちろん『友へ チング』のクァク・キョンテク監督の知名度、150億ウォンに達する巨大な制作費も話題だ。



 映画会社側によれば、この日公開されたスチール写真はすべてロシアのウラジオストクでのロケで撮られたもので、極東ロシアにある都市特有の冷たく荒れたイメージが収められ、張東健と李政宰の映画の中でのイメージを最大化させた。

 ストーリー上、ロシアはキーポイントとなる地というのが映画会社側の説明。韓半島でテロを起こそうとするシンと彼の生きる支えであり唯一の希望でもある姉のチェ・ミョンジュ(李美妍(イ・ミヨン)扮す)、そして彼女を訪ねにロシアまで来た韓国海軍将校カン・セジョンが運命的に会う地でもある。

 韓国、タイ、ロシアで撮影された『台風』は12月の公開を予定している。

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