チャン・ナラと柳時元(リュ・シウォン)、それぞれ中国と日本で人気の韓流スターが久し振りにドラマ出演する。『彼女が帰って来た』の後続として22日からスタートするKBS第2テレビのドラマ『ウェディング』を通じてだ。

 9日午後、ロケ現場でインタビューした二人は「韓流スターとして海外で愛されることも良いが、あくまでも韓国人として国内のファンに愛されることが優先」と出演の理由を語った。

 『ウェディング』は世間知らずの金持ちの娘セナ(チャン・ナラ)が外交部長官の秘書官スンウ(柳時元)とお見合い結婚をして経験する物語を描いたロマンチックコメディー。

 「セナは世間知らずなこと以外はすべてを手に入れた完璧な女の子です。金持ちの娘役は初めてなのでちょっと緊張します」

 白い袖なしのワンピースと派手なネックレスで令嬢の雰囲気を存分に醸し出しているチャン・ナラ。『明朗少女の成功記』のチャ・ヤンスン、『マイラブ・パッチ』のヤンソンで見せたお転婆な雰囲気は影も形もない。



 柳時元は「お互いに違う背景を持った二人の男女がひとつになっていく過程を繊細に見せるドラマ。シナリオを読んですぐに出演したいと思った」と語った。

 韓流スターに相応しく二人は「ドラマが好評なら二人が揃って中国と日本でプロモーションをする可能性も十分にある」とドラマ出演を通じたシナジー効果に対する期待も仄めかした。

 海外活動を通じて感じた韓流に対する想いも語った。中国で歌手や女優として幅広く活動中のチャン・ナラは「韓流が一方通行で起こっているようだ。中国の歌やドラマが韓国に入ってきてお互いに文化交流が出来れば最近中国内で起こっている韓流に対する否定的な反応も収まると思う」と語った。

 日本でアルバムや料理本などを発売して活発に活動している柳時元は「一部の韓国スターが日本で韓国と同じように仕事をしていて良く言われていない。日本では徹底して現地の方式に従ってこと成功することが出来る」と指摘した。

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