女優のチャン・ジニョンが大粒の涙を流した。

 最近、京畿道(キョンギド) 両水里(ヤンスリ)の総合撮影所内にある試写室で映画『青燕』(ユン・ジョンチャン監督、コリアピクチャーズ制作)の予告編を見たチャン・ジニョンが大声で涙して制作陣を驚かせた。2回続けて予告編を見たチャン・ジニョンは2回とも涙を流したという。

 多くのラブコールを受けながらも1年間『青燕』にだけエネルギーを費やしてきたチャン・ジニョンは「歯を食いしばって体力訓練を受けた事や真冬の寒さに耐えながら夜を明かした時間が走馬灯のように過ぎ去りながら知らない間に涙がこぼれていた。今までの時間が決して無駄ではなかったと実感した瞬間、抑えられない感情がこみ上げてきて涙を抑えることが出来なかった」と語った。

 約1分40秒の予告編には米国と中国での飛行訓練シーンやヒロインのロマンスなどが収められている。ヒロインのドラマチックな人生をスペクタクルな映像を通じてコンパクトに見せた予告編に満足感を示したチャン・ジニョンは、親しいタレントらに「映画館で『青燕』の予告編を必ず見てほしい」と自ら積極的にPRしている。

 今年4月にクランクインして米国、中国、日本などの海外ロケを経て制作された映画『青燕』は、韓国初の女性飛行士、朴敬元(パク・キョンウォン)の夢と恋愛を描いた映画。純制作費だけで95億ウォンが投じられた超大作で、年末の公開を目指している。

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