「三陟(サムチョク)市の代表3人の日本滞在費と飛行機代一切を負担しますので、どうかお越しください」

 “ヨン様”ペ・ヨンジュンが出演した映画『外出』(日本タイトル:四月の雪)の撮影期間中、三陟を訪れ、景観と人情に深く感銘を受けた日本国内のヨン様ファンクラブが、三陟市にこのような内容の手紙を送ってきた。

 「三陟市と親交を深めるペ・ヨンジュン氏を語る集い」という名称の同クラブは、映画『外出』の撮影が行われる間に三陟を訪れたヨン様ファンクラブ。会員数は日本全域から2000人に達するという。

 日本のヨン様ファンクラブは『外出』が撮影された今年3月から6月まで、約1万人余が三陟を訪れている。

 これらファンクラブが三陟市の代表3人の経費を負担してまで招請している理由は、映画『外出』の9月9日日本公開に先駆け、「三陟市広報大使」を選抜するため。

 同クラブのコジマ会長は手紙で、「現在、20人余の候補が挙がっているが、この中から10人を選抜して欲しい」とした。

 三陟市はこれを受け、14日にキム・デウン三陟市長代行、キム・ソンテ市議員、キム・ハング企画係長を代表3人に選び、16日、日本川崎の国際交流センターで開かれる広報大使選抜のイベントに出席させる予定だ。

 また、三陟市はこれを機に、さらに三陟市をPRするため、観光名所や地域の人情をテーマにしたビデオを製作するほか、韓国伝統模様入りの宝石箱20個を製作、同クラブにプレゼントすることにした。

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