28日、ファンミーティングはアナウンサー田代親世の司会で、孫芸珍(ソン・イェジン)がファンから、映画『外出』(四月の雪)に関する質問に答える形式で行われた。

 以下は一問一答。

―日本訪問は3度目と聞いていますが、久しぶりに日本を訪れた感想はいかがですか?

 「日本を訪問したことはありましたが、今回のような歓迎を受けたのは初めてでした。空港で、そして今この場所でファンの皆さんの顔を近くで見ることが出来て嬉しいです」

―滞在中に日本の街を歩いてみましたか?

 「一日は渋谷を少し歩きながら簡単にショッピングもして過ごしました。二日目からは日程のためにホテルで主に時間を過ごしました。アクセサリーはウィンドウショッピングだけして、何着かの服を買いました」

―日本の街中を歩きながらファンに声を掛けられたことがありましたか?

 「以前にはありませんでしたが、今回は気付いてくださって私に声を掛けて下さる方が多くて嬉しかったです」

―『外出』を撮り終えた感想は?

 「本当は『外出』の役を忘れて次の作品のキャラクターのことを考えなければなりませんが、映画のプロモーションのために日本を訪れることになり、こうして質問を受けたり映像に接しているうちに撮影の時の感情や思いがまた浮んできます」

―撮影をしながら最も大変だったことは?

 「最初のシーンを撮影した時が一番大変でした。自分の夫が交通事故に遭って病院に駆けつけるというシーンでしたが、その感情を9時間もずっと維持しなければなりませんでした」

―撮影中の楽しいエピソードはありますか?

 「今回の映画は全般的に大変で辛い感情を維持しなければならない映画でした。 そうした中にもインス(ペ・ヨンジュン)と私が演じる女性が映画館に行ったり、公園でデートをしたりする部分があります。たぶんこうした時間が二人にとって一番幸せな時間だったと思います」

―監督から映画のためにペ・ヨンジュンさんと親しくするようにと言われたのですか?

 「映画の感情がそのまま活かされるように、ペ・ヨンジュン先輩とすぐに親しくならない方が良いという話を聞きました。私もそう思いました。映画の中で互いを分かり合いながら新しい感情が生まれるように先輩との距離感もそうやって少しずつ埋めていけて良かったです」

―ペ・ヨンジュンさんとは10歳離れていますが、撮影中に年の差を感じましたか?

 「そうですね…はい、少しは差を感じました」

―ペ・ヨンジュンさんは記者会見で芸珍さんとの年齢差は感じないと言っていましたが?

 「確かにそうでしたね(笑)。ペ・ヨンジュン先輩は若い感性の持ち主だと思います」

―ペ・ヨンジュンさんのことを何と呼んでいましたか?

 「ペ・ヨンジュン先輩と呼んでいました。先輩は私のことを芸珍さんと呼んでくれました」

―許秦豪(ホ・ジノ)監督は現場でストーリーを構成すると聞きましたが、ペ・ヨンジュンさんと芸珍さんもお互いに
アイデアを出し合って演じたシーンがありますか?

 「シナリオの段階で多くの方々が関わってストーリーを修正して補っていくと思いましたが、出演者もシナリオに対してさまざまなアイデアを前もって準備しなければならない映画でした。今思えば良い経験でしたが、その時はいろいろと重圧感があって大変でした」

―誕生日は誰と過ごし、また一番嬉しかったプレゼントは何ですか?

 「誕生日の前後に韓国でファンの集いが多くありましたので、ファンと過ごした時間が一番記憶に残っています。一番嬉しかったプレゼントはTシャツに私の顔を刺繍してくれたものが非常に印象的なプレゼントとして記憶に残っています」

―浮気者に見えるがルックスが良い男性と見た目は悪いが心が広い男性がいたら、結婚をするならどちらのタイプを選びますか?

 「浮気者の男性だと気持ち的に苦労が多そうなので、私だけを愛してくれる男性と結婚したいです」

―シナリオがない監督と「もう一度」を口癖のように言うペ・ヨンジュンさんと一緒に仕事をしながら、泣きたいと思ったことはありませんでしたか?

 「皆さんよくご存じですね(笑)。大変な部分が多かったです。こんなことは言ったらいけないのでしょうが、心の中では泣いていました。本当にはじめは監督の撮影スタイルに慣れなくて大変でした。長い時間、同じ感情を維持することが簡単なことではありませんでした」

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