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サイバー巡回隊、ポータルサイトの違法画像取り締まりへ
インターネットのポータルサイトから人気芸能人の違法イメージや動画が消える見込みだ。(株)インティグラムは来月1日から、権利者の同意なしにインターネットサイトにデジタル写真及び映像を掲載、及びダウンロードする行為に対する巡回と監視を始めると明らかにした。
このために同社は芸能プロダクションと肖像権及び著作権保護に関する契約を結び、違反したサイトや個人には肖像権侵害の場合、損害賠償訴訟を、著作権侵害については刑事告発措置を行う予定だ。
主な監視対象はイメージ検索サービスを提供しているポータルサイトになる見込みだ。
ほとんどのポータルサイトは個人やメディアが撮影した写真を人物ごとに分け、スターギャラリーやフォトアルバム形式でサービスを提供している。この場合、写真を撮影した人の著作権はこれ以上意味を持たなくなる。また、写真を見るためだけにポータルサイトに集まっていた多くの利用者に影響を与え、サイトの価値に直接的な影響を及ぼし、接続者数も左右されることになる。
韓国のポータルサイトが提供するイメージ検索サービスの深刻性は、海外のサイトと比較しても明らかだ。
ヤフー(www.yahoo.com)の場合もイメージ検索サービスを提供しているが、韓国とは違い、イメージをクリックすれば写真を提供するサイトに接続される。利用者の立場としては不便な場合もあるが、韓国の場合、接続者数がポータルサイトだけに有利な一方で、米国は著作権を持つ人にも肯定的な効果を与えるという点で大きな差がある。
インティグラムの巡回と監視によって合法的なイメージ検索まで消えることはない。ある関係者は「ポータルサイトが著作権を持つ側と正式契約されたイメージのみサービスすれば問題になることはない。収益が発生すると考えられれば、芸能プロダクションが持つより多くのイメージや動画を提供することが出来、むしろコンテンツが豊富になる効果も得られる」と見通した。
インティグラムは現在まで約100人の芸能人と肖像権、著作権契約を終え、来月末には主要プロダクションとの契約を完了する予定だ。