ドラマ
「どっちがどっち?」イ・ヨウォン&チョン・リョウォンがネット上で話題
「リョウォンとイ・ヨウォンは同一人物?」「顔が本当にそっくり」「名前もそっくり」「リョウォンはイ・ヨウォンの短縮形?」
某ポータルサイトの知識検索に寄せられた質問だ。最高視聴率(22日放送分 38.6%)で話題を集めているMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』に出演中のチョン・リョウォン(24)と月火ドラマの人気ナンバー1を誇るSBS『ファッション 70s』のイ・ヨウォン(25)の二人が似ているという話題がネット上で拡がっている。
ネット上の一部では「スケジュールが忙しいのにまさかと思ったが、やっぱ他人同士だった」と言われているほどで、二人の名前もリョウォンとヨウォンと似ており注目を集めている。
デビューはイ・ヨウォンがずっと早く先輩にあたる。イ・ヨウォンは97年にデビューして2003年に結婚、娘もいるママさんタレントで、チョン・リョウォンは歌手デビュー後、今年『アンニョン、フランチェスカ』で演技に挑戦した新人女優だ。
▲他の芸能人とは違う顔立ち
専門家は二人が似ている要因として顔の割合を挙げる。整形外科フェイスラインのイ・ジンス院長は「最近、美人とされる顔立ちは下あごが短くて細く、横から見た時あごが少し引けているのに比べ、イ・ヨウォンとチョン・リョウォンはあごが少し出て顔が長く見えるため、相対的に似ているように見える」と説明した。
同院長はキム・テヒ、李英愛(イ・ヨンエ)、ハン・イェスル、イム・スジョンら典型的な美形芸能人の顔を比較すると、髪の毛~眉毛、眉毛~鼻の下、鼻の下からあご先の割合が1:1:0.8~0.9と、あご部分が小さい一方で、リョウォンとヨウォンは1:1:1の割合と説明する。
同院長は「最近の芸能人はあごが少しでも大きかったり出ていれば手術を受ける。二人とも美容学的に下あごが小さなトレンドに逆らっており、相対的に他の芸能人に比べ、特に似ているように見える」と付け加えた。
ホン・ジンジュ整形外科のホン・ジンジュ院長は「骨相学的に二人とも卵型ではなく長い顔で、自然な笑窪も非常に似ている」と分析した。
▲溌剌としながらも初々しいキャラクター
劇中のキャラクターも二人をより一層似ているように見せる。『私の名前はキム・サムスン』でチョン・リョウォンはガンを克服して初恋を再び叶えさせようとするピュアな感性を持ったキャラクターだが、決して涙ばかりを流すようなスタイルではない。心の片隅にある傷を笑いで吹き飛ばすことが出来る溌剌とした雰囲気を持っている。『ファッション 70s』のイ・ヨウォンも表面上は明るく朗らかだが、戦争の痛みと両親を失った辛い過去を持つ。
涙を見せない明るさ、溌剌とした中での悲しみ。劇中のキャラクターが持つこうした特長を浮上させるために二人の女優が選択した各種デコレーションも似たり寄ったりだ。前髪を上げて額を出したスタイル、弱いウェーブのかかった長いストレートの髪、ボヘミアン風のアクセサリーやファッションなどが代表的な例だ。
当の二人も互いに似ているという評価に同意しているようだ。チョン・リョウォンは「CHAKRAのメンバーだった時のセクシーなイメージを脱してドラマの役に少しでも忠実であるために初々しい雰囲気を演出するようになった。この頃から周りからイ・ヨウォンさんに似ていると言われるようになった」と語り、イ・ヨウォンも「ネットで似ている写真をたくさん見ていたら本当に雰囲気が似ていると思った」と語った。