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カンヌ国際広告祭が19日開幕 韓国からは148作品が出品
世界の広告人の夢の舞台「カンヌ国際広告祭」が19日(現地時間)、フランス・カンヌのパレ・デ・フェスティヴァルで開幕して25日までの日程で行われる。
今年で52回目を迎えるカンヌ国際広告祭は、クリオ賞、ニューヨーク・フェスティバルと共に世界の3大広告祭と呼ばれている。その中でも最も長い歴史を誇るカンヌ国際広告祭は、最近変化する媒体環境に素早く適応する姿を見せ、ますます権威を高めている。各種セミナープログラムを通じて世界の広告界の未来を予測することができる舞台であると同時に、各国の広告企画者、広告主らが幅広く交流する場でもある。
今年はフィルム、印刷及び屋外広告、サイバー、メディア、ダイレクトなど既存の5部門に加え、ラジオ、チタン部門が追加された。カンヌ広告祭組織委員会は既に昨年から今も変わらない重要な媒体であるラジオ広告の水準を引き上げるため「ラジオ賞」を新設すると明らかにしてきた。部門別に大賞、金・銀・銅賞が授与され、チタン賞は各部門別の最高広告に授与される。
出品作は合計2万2101本。昨年に比べ18%増加した。韓国からは第一企画など約20の広告代理店が映像41、印刷70、サイバー36、メディア1の計148の広告を出品した。これは例年と同水準。
昨年、韓国は映画『4人の食卓』のホームページがサイバー部門で金獅子賞を受賞する快挙を遂げた。金獅子賞は97年に第一企画が制作した「ワイドテレビ」CM以来7年ぶり。1990年に東遠(ドンウォン)産業の企業PR「海が好き」がフィルム部門で銅賞を受賞するなど、地道に受賞を重ねてきたが金賞は今回が初となる。
韓国は1991年以降、毎年1人ずつ審査委員を輩出してきた。今年は第一企画のアン・ヘイク首席局長が印刷、屋外部門の審査委員として参加する。