“全斗煥(チョン・ドゥファン)”が光州(クァンジュ)・望月(マンウォル)洞の国立墓地を訪れ、霊前に花を捧げて参拝した。

 MBCドラマ『第五共和国』で全斗煥元大統領の役を熱演している俳優の李徳華(イ・ドクファ)とイム・テウプロデューサー、シン・ホギュンMBCドラマ部長らは2日午後、光州・望月洞の国立墓地を訪れた。当初はイムプロデューサーなどスタッフ中心で参拝する予定だったが、李徳華が光州での撮影がないにもかかわらず、ソウルから急きょ訪れ共に参拝した。

 この日午後3時頃、イムプロデューサーと共に墓地に到着した李徳華は、霊前に花を捧げた後、当時の死亡者の墓や展示室などを見学し、5・18民衆抗争(光州人民蜂起)記念財団に移動した後、簡単な記者会見を行った。

 「“本人”が“本人”でなく残念」という感慨をもらした李徳華は、全斗煥元大統領役を演じることになったことに対し、「とても演じてみたいと思っていた役だった。当時の被害者たちがドラマを見ながら許してくれるなら、もっと上手く演じることができそうだ」と話した。

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