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北の舞踊家チョ・ミョンエ「CMでお会いしましょう」
北朝鮮の舞踊家チョ・ミョンエが出演するサムスンの携帯電話「エニコール」のテレビコマーシャルが11日から放送される。
「ひとつの響き」というテーマの全4編中、第1、2編の「チョ・ミョンエ」編、「李孝利(イ・ヒョリ)」編が24日から同時放送される。4編までの全ストーリーは、南北合同の公演を背景に、チョ・ミョンエと李孝利が初めて出会い、お互いに好奇心と好感を感じ、南北の若者として共感するという内容。
「チョ・ミョンエ」編は「トルトンイチュム(水がめの舞)」を踊るチョ・ミョンエを李孝利が衛星DMBフォンで見ながら「初めてなのに懐かしい」と言い、「李孝利」編ではチョ・ミョンエが李孝利を見ながら「初めて見た瞬間、きれいだなと思いました」と言う内容。
第3、4編の「出会い」、「贈り物」編は24日から7月29日まで放送される。
1、2編の放送と同時に、2人の撮影シーンも公開される。インターネットホームページ「エニコールランド(www.anycall.com)」で中国現地撮影の様子を見ることができるメイキングフィルムと、4編の広告をひとつの映像にまとめた2分の「総合」編も公開される予定だ。
今回放送される4部作のコマーシャルは、4月中国・上海で撮影され、6月末から2回目の撮影に入る。今回の撮影では、李孝利、チョ・ミョンエが一緒に手をつないで公演する「コンサート」編と共に、楽しかった日々を振り返りながら再開を約束する「回想」編を撮影する予定だ。
制作会社のチェイル企画側は、チョ・ミョンエを韓国に招き撮影するという案を進めているが、北側が難色を示し、難航していると伝えた。