李明世(イ・ミョンセ)監督の新作『刑事Duelist』が5月27日、京畿(キョンギ)道・南揚州(ナムヤンジュ)市のソウル総合撮影所で撮影が始まり、現場を公開した。この日に公開されたシーンはナムスン(ハ・ジウォン扮す)とアン・ポギョ(安聖基(アン・ソンギ)扮す)が道でスルプンヌン(カン・ドンウォン扮す)とすれ違う場面。

 公開された現場は市場のセットで1万坪に達する巨大な規模で、色とりどりの絹をはじめとした商品が整然と並び、約10億ウォンの予算を投入したシーンだ。 この日は約100人のエキストラも動員、この映画の規模が今後どう展開されるかが予想できる撮影だった。



 現場公開終了後に記者会見で公開された『刑事 Duelist』のハイライト約6分は、李明世監督特有の映像と共に出演者たちのエネルギーと華麗なアクションを感じることができた。

 ハ・ジウォンは 「カメラの前で汗を流してこそ観客に認められることができるようだ」と難しい役と作品について語り、安聖基は「監督は私を20代と思っている。常に私に20代の動きを要求して本当に大変だった」と冗談を交えながら本音を語った。

 李明世監督は「カン・ドンウォンは悲しい目を持っているのでキャスティングした。台詞が少なくて感情表現が難しかったはずだが、その眼差しと身振りで素晴らしい演技を見せてくれた」と絶賛を惜しまなかった。



 また、李明世監督は「今回の映画では光と影を克明に対比しようと努力した。時代劇映画に対する古臭いといったこれまでのイメージと固定観念を破るために背景のほとんどをセットで作り、モダンに表現して撮影するだろう」と作品に対する自信を語った。

 朝鮮最高の熱血女刑事ナムスンとベールに包まれた神秘的な刺客スルプンヌン、 そしてナムスンのパートナーでベテラン刑事のアン・ポギョの対決と愛を描いた『刑事 Duelist』は李明世監督6年ぶりの新作。今年9月の公開が予定されている。

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