韓国コカ・コーラ(株)は31日、今年3月に発売された「イオンエイド」が、発売初月の売り上げ目標値を2倍近く超過して達成するなど、記録的な売り上げ成果をあげていると発表した。

　これを受け、このような販売の好調とイオンエイドのモデルであるペ・ヨンジュンのファンの声援に応えるため、イオンエイドを「ペ・ヨンジュンパッケージ」で6月から新発売する計画だと伝えた。

　韓国コカ・コーラは韓流スターのペ・ヨンジュンをイオンエイドのモデルに起用した結果、大勢の日本人観光客が集まる春川(チュンチョン)や明(ミョン)洞地域の小売店で、イオンエイドの販売収益金がほかの地域に比べはるかに高かった点などを勘案、広告や製品販促だけでなく、製品パッケージにもペ・ヨンジュンのイメージを積極的に活用する計画だと今回のペ・ヨンジュンパッケージ発売の背景について説明した。

　実際、多くの日本人観光客が訪れる春川や明洞などではイオンエイドの売り上げが目標の300%を上回ったという。

　ペ・ヨンジュンパッケージは5月末から缶製品を生産・市販する予定で、ペットボトルは600ミリリットルを6月はじめに生産・市販する予定だ。消費者価格は従前と同様。

　イオンエイドのこのような人気は、韓流フィーバーの主役であるペ・ヨンジュンを広告モデルに起用したことから、日本のファンをはじめ、ヨン様ファンの熱烈な口コミマーケティングの効果も高い。

　また、たくさんの日本人観光客が集まる釜山(プサン)地域の小売店に張られたイオンエイドのポスターが1日でなくなったほか、日本のペ・ヨンジュンファンクラブをはじめとした多くのファンがイオンエイドのポスターを欲しがり、コカ・コーラ本社に問い合わせも入っているという。