音楽
日本ツアー開始のSE7EN、現地化戦略で新たな韓流ファン獲得
SE7ENが日本で新たな韓流ブームを巻き起こしている。ヨン様こと俳優のペ・ヨンジュンやアジアの歌姫BoAも確保することが出来なかった隙間市場を攻略して新たな韓流の流れを作っている。
22日、千葉県浦安市の東京ベイNKホールで行われたSE7ENのコンサート会場では奇妙な現象が見られた。約6000人の入場者のうち95%以上が女性で、ほとんどが10代から20代後半だった。
これは今まで韓流とは距離のあった日本の若い女性を取り込んだという点で非常に意味のある現象だ。実際にペ・ヨンジュンは中高年女性のファンが絶対多数を占めており、BoAは主に男性ファンから支持を集めてきた。
現地で挙げられるSE7ENの人気の秘訣は大きく分けて2種類。ペ・ヨンジュンが「優しい」「ハンサム」という評価をされている一方でSE7ENは日本の若い女性が好む常に笑顔の「可愛い」という評価が圧倒的だ。また、完璧なルックスに若者が好むダンスまで完壁にこなすため支持勢力は拡大するばかりだ。
さらにSE7ENは多くの韓流スターとは違い、徹底した現地化に成功している。SE7ENは「ドラマや映画で人気を得たのではなく、日本でシングルを発表した新人歌手。つまり歌が評価されて支持されているようだ」と自らを分析した。
若い女性の支持を得たSE7ENはテレビ出演が大幅に増えている。21日のNHK『ポップジャム』に続き、27日にはテレビ朝日『ミュージックステーション』、来月9日にはTBSの『うたばん』など、日本の主要音楽番組に相次いで出演する。
アルバムセールスも順調だ。2ndシングル『STYLE』は発売初日、オリコンデイリーシングルチャートの9位に入り、日本の7都市を回る全国ツアーチケットは既にソールドアウトになっている。
SE7ENが日本で所属するNEXSTARの関係者は「韓国人が日本人とまったく同じ舞台で競争して成功したアーティストとして認められたことが最大の財産。3月の『ミュージックステーション』出演時には、番組平均視聴率の11.3%より高い13%を記録するなど関心の高さを証明している」と話した。
『スポーツ朝鮮/東京=イ・ジョンヒョク記者 jjangga@sportschosun.com 』