ベテランジャーナリストの集まりである大韓言論人会(会長:李貞錫)は29日、「2004韓国言論自由状況報告書」を発表し、「韓国の言論の自由状況は『自由と統制の中間』段階にあり、100点満点で54.6点に該当し、これは昨年の60点より後退した数値」としている。

 大韓言論人会は同報告書で「2004年の韓国言論の状況は言論の自由を全方位的に制限した「新聞法」の国会通過で政府批判紙の立場が大きく弱体化し、取材・出版の自由が法的な制約を受けることになった」とし、「盧大統領は朝鮮日報や東亜日報など伝統的保守新聞に対し普段否定的な言論観を堅持してきており、それがまさに参与政府の閉鎖的言論政策につながった」としている。

 言論界の重鎮およびベテラン言論学者6人で構成される評価委員会は「韓国の言論の自由状況を5つの領域、30項目に分け、計量的に評価、7点満点で3.82点と評価した。

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