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三度のドラマ化を経た人気のストーリー、SBS『土地』
小説『土地』を読めば韓国の歴史が手に取るように分かる。
朴景利(パク・キョンニ)が25年にわたって執筆した全5部16巻の『土地』は、4万枚の原稿用紙に600の文字で書かれた韓国の代表的な大河小説。
過去に小説家の趙世煕(チョ・セヒ)は「『土地』は韓国の国民総生産を一段階引き上げた作品」と評したことがある。
1897年の東学農民戦争から1945年の光復までの苦難に満ちた歴史を700人余りの登場人物を通じてパノラマのように描かれている記念碑的作品に捧げる賛辞だ。
韓国の苦難の歴史と共に一人の女性の強靭な生命力、完璧な構成はブラウン管を通じて視聴者に見せるべき内容だとしてドラマ化に至った。
三度にわたってドラマ化された『土地』は、その時代が誇る最高の女優が主演を務めて人気を独占した。
70年代は韓恵淑(ハン・ヘスク)、80年代は崔秀知(チェ・スジ)が主演を務め、今回の『土地』では金賢珠(キム・ヒョンジュ)がソヒ役を演じて視聴者の高い支持を得ている。
昨年11月からSBSで放送されている『土地』は完成以前の状態でドラマ化された以前の作品とは違い、完成された全5部を基本にして作られた初のドラマだ。
SBSは『土地』の主な舞台である慶尚(キョンサン)南道・河東(ハドン)郡・平沙(ピョンサ)里と江原(カンウォン)道・横城(フェンソン)にそれぞれ1万坪のドラマセットを建て、制作費も150億ウォンの巨額を投じた。
SBS『土地』の演出を手がけるイ・ジョンハン氏は「2003年10月から1年以上にわたって撮影しているが、『土地』をドラマ化すること自体が無闇にやるべきことではないと実感している」と告白したことがある。