もはやワールドスターだ。

 トップスター李炳憲(イ・ビョンホン)が金知雲(キム・ジウン)監督、シン・ミナと共にカンヌのレッドカーペットを踏む。

 李炳憲主演の映画『甘い人生』が韓国映画として初めて第58回カンヌ国際映画祭公式セクションの非競争部門に招待された。

 カンヌ映画祭の公式部門は長編競争、非競争、短編競争、注目すべき視線、シネファウンデーション、カンヌ・クラシックで構成されているが、このうち大劇場のルミエール劇場での上映と上映前のレッドカーペット・イベントは一年に30本程度に達する長編競争と非競争部門に選ばれた映画だけに与えられる栄誉だ。カンヌ映画祭のシンボルである月桂樹マークもレッドカーペットと同様、この2部門の映画だけに使用が許可される。

 このうち非競争部門は作品性と商業的価値を認められた大作が上映されるセクション。2000年にアン・リー(李安)監督の『グリーン・ディスティニー』、2001年にフランシス・フォード・コッポラ監督の『地獄の黙示録・特別完全版』、2002年にジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』、2003年にウォシャウスキー兄弟の『マトリックス・リローデッド』など、巨匠の作品やハリウッドの話題作が主に選ばれてきた。

 「ビョン様」ブームを日本で巻き起こしている李炳憲にとって世界の舞台に向け飛躍できる絶好の機会を得た格好だ。

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