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ヨン様、ドラマ『太王四神記』主演確定 北朝鮮ロケも検討
ヨン様ことペ・ヨンジュンがドラマ『砂時計』『大望』の金鐘学(キム・ジョンハク)・宋智娜(ソン・ジナ)コンビと手を結んだ。ペ・ヨンジュンの所属事務所BOFは18日、「ペ・ヨンジュンが金鐘学プロダクション制作のドラマ『太王四神記』で主人公の高句麗・広開土王『談徳(タムドク)』役を演じる」と発表した。
金鐘学プロダクションは資本を自己調達し、同ドラマを制作後、韓国の放送局をはじめ、全世界にゲーム・書籍・映画など多様な形で配給する大規模な計画を持っている。現在セット場建設とキャスティング作業が行われており、10月から撮影に入る。台本は現在、宋智娜作家が書いている。
ペ・ヨンジュンは「制作陣に対する信頼と壮大なスケール、新たな試みなどに魅力を感じ決心した」とし、「今まで演じてきた役で経験できなかった浩然の気(天地にみなぎる万物の生命力や活力の源となる気)をお見せできると思う。まず映画(『外出』)を終えてから全身全霊でドラマに臨みたい」と話している。
金鐘学監督は「ペ・ヨンジュンという俳優を評価するならば、『やわらかさの中にカリスマを備えている』という表現が一番適している思う」とし、「周囲を包み込みながら、同時に強力なパワーと意志を見せる『談徳』役に最もふさわしい役者だと判断した」としている。
朱蒙(チュモン)が青龍・白虎・ 玄武・ 朱雀の「四神」の助力を得て高句麗を建国したという設定がドラマのスタート。歳月が流れ、隠遁生活を送っていた四神は10歳になる前から勇猛で仁義に厚い談徳(広開土王)が新しい主君になるかもしれないという直感から、再び活動を再開する。四神と談徳、また談徳が愛する鷹、冷静な知略家の阿莘(アシン)王らが主な登場人物だ。全24話で5.1チャンネルHD方式で制作される。
また金鐘学プロダクションは先日開かれた制作発表会で「ドラマの序盤で壇君神話も扱うため、北朝鮮地域に残っている古朝鮮と高句麗遺跡でも撮影を行いたい」と話している。
ペ・ヨンジュンのドラマ撮影は2002年に放送された『冬のソナタ』以来3年ぶり。現在ペ・ヨンジュンは許秦豪(ホ・ジノ)監督の映画『外出』(邦題:4月の雪)の撮影に専念している。BOFサイドによれば、同映画の撮影は6月頃に終了する予定だ。