日本を戦争の被害者として描いたアニメーション『火垂るの墓』の年内公開が取り消された。

 この映画のPRを担当しているテウォンデジタルエンターテイメントは11日、今年予定されたこの映画の公開時期を無期限延期することにしたと発表した。

 スタジオジブリの3番目の作品である『火垂るの墓』は第2次世界大戦当時を舞台に、両親をなくした14歳少年と4歳の妹の物語。映画の公開取り消しはここ一連の独島問題と関連した国民の反日感情と関係がある。

 最近公開した日本映画は比較的両国関係と無関係に好評を得ている中、公開そのものが無期限延期されたのは今回が初めて。

 同映画は先月28日、映像物等級委員会から全体観覧可等級を受け、年内公開を準備していたが、日本人を戦争の被害者として描写したとし、一部ネチズンから強い反発を買っていた。

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