二十歳のBoAはセクシーだった。

　9日午後、東京代々木競技場第一体育館で「アリーナツアー2005-ベスト・オブ・ソウル」公演を行ったBoAは大胆なホットパンツ姿で登場、ファンを魅了した。

　BoAはこの日身に付けた18着のファッションの中で、5番目に着たホットパンツ・スタイルでは、これまで隠されてきた「100万ドルの脚線美」を披露した。1万1000人の観客からはステージを縦横無尽に駆け回るBoAのセクシーな姿に嘆声が上がった。

　BoAがこのように大胆な露出を行ったのは日本にデビューしてから4年間で初めて。BoAは先月発表したベストアルバム『BEST OF SOUL』のジャケットでへそと太ももを果敢に露出した新しいスタイルが好評で、今回のライブでも同じファッションを披露した。

　BoAは歌唱力とパワフルなダンスにセクシーさまで加味され、これまでの「少女歌手」というイメージから見事に脱却した。

　BoAは2時間のライブで『奇跡』『LISTEN TO MY HEART』『Rock With You』『Amazing Kiss』『Every Heart-ミンナノキモチ- 』『VALENTI』『No.1』などシングルとベストアルバム収録曲18曲を熱唱した。BoAはまた、一層流暢になった日本語でライブの合間にムードを盛り上げる余裕まで見せた。

　今月2日の福岡公演で負傷したBoAは「今は思い切り歌って踊れるほど健康になった」とファンを安心させている。また、「初めてオリコン・シングルチャート1位になり幸せ」と話している。総費用80億ウォンをかけたツアーらしく、最先端の照明や歌ごとにムードを変える立体的なステージも注目を浴びている。

　BoAは東京、大阪を経て、24日の名古屋レインボーホールを最後に今回のアリーナツアーを締めくくる。続いて一週間米国で休暇を取った後、韓国での5thアルバム発売のため帰国する予定だ。