韓流スターのクォン・サンウとドラマ『悲しき恋歌』制作会社の間で肖像権侵害などをめぐり法廷紛争が発生している。

 クォン・サンウの日本での写真集発売を担当するエージェント会社「コムエンターテイメント」側は先月29日、MBCドラマの共同制作会社である「ポイボス」を相手取り肖像権およびパブリシティー権侵害禁止仮処分申請を京畿(キョンギ)道の議政府(ウィジョンブ)地裁高陽支院に起こした。

 クォン・サンウ側は「ポイボスが『悲しき恋歌』DVDおよび写真集、『クォン・サンウPV集&写真集』に対し日本の某社と契約を結んだことを聞き、こうした措置を取った」と明かしている。

 クォン・サンウ側によれば、こうした契約を結んだ際にポイボスが事前同意を全く受けていないという。特にクォン・サンウは近日中に日本で個人写真集および映像集を発売する計画であるため、強硬な措置を取った。

 一方、クォン・サンウ側の法的措置に対し、ポイボスはいかなる法的根拠もないという反応だ。ポイボスのキム・グァンス代表は「映画、ドラマ、PV、CDなどあらゆる制作物の著作権は制作会社にある。2次商品を作る際に俳優に著作権は与えられていない。弊社の弁護士が検討の末に行ったこと」とし、全く問題ないと主張している。

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