朴賛郁(パク・ チャヌク)監督の新作で李英愛(イ・ヨンエ)のスクリーン復帰作となる映画『親切なグムジャさん』の撮影現場に日本や香港の取材陣88人が訪れ、高い関心を見せた。

 『親切なグムジャさん』の撮影セットがある坡州(パジュ)市のアートサービス総合撮影所には、31日午後からの撮影現場初公開に合わせ、朝日、読売、毎日、日経などの有力紙をはじめ、日刊スポーツ、サンケイスポーツなどのスポーツ紙、NHK、フジテレビなどのテレビ局をはじめ、計24のメディア、56人の日本の取材陣が訪れた。また香港からもTVBTV、香港デイリーなど10社が取材に訪れた。

 『親切なグムジャさん』は既に香港のパノラマ社と日本の東芝エンターテインメントにそれぞれ高価で販売されている。両国の取材陣が大挙撮影現場を訪問したのは『親切なグムジャさん』、朴賛郁監督、李英愛に対する海外の高い関心を反映している。

 李英愛は『大長今』(日本タイトル『チャングムの誓い』)が1月末から香港で放映され、現地で高い人気を集めており、日本でも『オールド・ボーイ』のカンヌ映画祭受賞と現地での公開で朴監督に対する関心が高まっている。

 この日に撮影されたのはグムジャ(李英愛)が刑務所を出所後、自分のマンションで元受刑者たちと会うシーン。この日は外国メディアに加え、韓国メディアも加わり約180人が現場を訪れた。

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