ボーイズ・デュオUN(キム・ジョンフン(25)/チェ・ジョンウォン(24))が6月にアルバム、ドラマ、映画など全方位の日本進出に乗り出す。

　今月27日、東京でファン1000人と共に公式ファンクラブ結団式を開いたUNは日本のキングレコード社と6月アルバム発売契約を結んだ。このアルバムは既に韓国で発売されている4枚のアルバムのヒット曲を集めたベストアルバム形式となる可能性が高い。

　UNは今年1月1日に大阪で開催されたNHKテレビ「韓日友情音楽祭」にシン・スンフン、ピ(RAIN)と共に招待されるなど、J-POP界から大きな注目を浴びており、複数のレコード会社からラブコールを受けてきた。

　今月22日にUNとプロダクション(ラフルエンターテイメント)関係者が日本に出国、アルバム発売に向け細部の打ち合わせとファンクラブ結団式を終え帰国した。

　6月のアルバム発売に合わせ、メンバーのキム・ジョンフンは日本のドラマに出演する。

　キム・ジョンフンは6月にスタート予定のTBSの45部作ドラマに主人公としてキャスティングされ、当分の間は韓国と日本を往来し撮影することになる。

　また同じ6月にキム・ジョンフンが出演した映画『DMZ非武装地帯』も日本で公開され、シナジー効果が期待される。キム・ジョンフンはDMZ捜索隊に服務する映画学科の大学生として出演している。

　UN所属事務所は「徹底した準備をして日本に進出したいという考えから時間がかかった。特に今月日本(島根県)の独島(トクト)条例案可決で日本に対する感情が悪化しており、一層慎重になっている。以前から予定されていたスケジュールなので、UNの活動が韓国のポジションを高められるよう努力したい」としている。

　UNは日本進出前4月中旬に韓国で5thアルバムを発売しカムバックする。現在レコーディング中で次回の日本訪問時に宮崎でプロモーションビデオの撮影も予定している。