この春、映画界の話題は「家族」だ。

 タイトルから家族の物語であることが分かる『お母さん』(4月8日公開)、『さよなら、お兄ちゃん』(5月中旬公開予定)、『肝っ玉家族』(5月中旬公開予定)などがその作品。

 『お母さん』は貧血をわずらう老母が末娘の結婚式に出席するため、木浦(モクポ)から海南(へナム)まで3泊4日を歩くという内容。200里の道を歩くと言い張る老母を止められず、一緒に旅する家族たちは、その間、家族同士の誤解を解消することになる。

 『肝っ玉家族』は父の最後の願い、統一を実現させるために努力する家族が、父の愛を痛感し、和解する過程をコミカルに描いた作品。

 そして、『さよなら、お兄ちゃん』は9歳の腕白少年が兄の小児がん判定後、家族のために涙ぐましい努力をするという内容のヒューマンドラマだ。

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