ベテラン俳優兼歌手のツイスト・キム(本名:キム・ハンソプ/69)が自殺未遂を起こし、衝撃を与えている。

 ツイスト・キムは28日午後2時頃、ソウル・元曉(ウォンホ)大橋から漢江(ハンガン)に飛び降り自殺を試みたが、周囲の慰留により命を取り留めた。

 最近4年間激しいうつ病に悩まされていたツイスト・キムは同日正午、ソウル・牛耳(ウイ)洞の自宅を出てタクシーで自殺場所の元曉大橋南端に移動していた。

 ツイスト・キムが自殺を決心したのは自身が「ポルノサイト運営者」という汚名を着せられたためだった。

 NAVER、DAUMなど有名ポータルサイトで「ツイスト・キム」と検索すると、成人認証手続きを経なければならず、現在成人サイト・リストに入っている。

 実際にサイトに接続すると「セックスに生きセックスに死ぬtwist kim」といったメッセージが表示される。

 「ツイスト・キム」という名前を掲げ運営中の成人サイトは最も多い時で27個存在していたとされる。ツイスト・キムは昨年初めから裁判所にこうした成人サイトに対する閉鎖を要求する訴状を提出したが、まだ処理されていない状況だ。

 ツイスト・キムは、「ポルノサイト運営者」という汚名のため、あらゆる芸能活動が困難になり、生計まで脅かされていたとされる。テレビはもちろん夜の公演も難しくなっていった。

 自殺未遂に終わったツイスト・キムは同日夜、スポーツ朝鮮との単独インタビューで「死にたかっただけだ。私を含め孫にまで被害を及ぼす状況で、私がどうして耐えられようか」と苦しい心情を吐露した。

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