映画
50年前の実話「独島守備隊」を映画化へ
独島に対する日本の領有権主張により韓国内の対日感情が悪化している中、1950年代の独島守備隊を素材にした映画2本が同時に準備されており、注目されている。
同じ素材で映画を準備中の製作会社はカムジャ・フィルムとギルボッ・フィルム。両社ともに2年前からこの素材に手を付けていた。
現在、両社ともシナリオが完成している状態。中でもギルボッ映画社はすでに監督のキャスティングを終え 『ボリウルの夏』『犬のような日の午後(灼熱の屋上)』のイ・ミニョン監督がメガホンを取り、今年7月にクランクインの予定だと明かした。
カムジャ側も現在監督を物色とのことである。
カムジャ・フィルムのクォン・ヨンハン・プロデューサーは14日、「放送作家キム・キョシクさんの『ドキュメンタリー 独島守備隊』を原作としシム・サン作家がシナリオを担当し、現在監督の選定段階にはいった」としている。
独島守備隊は韓国戦争直後の混乱期に便乗し日本が 独島を日本領土に編入する動きを見せた際、1953年4月26日に鬱陵島(ウルルンド)の住民たちが自発的に作った守備隊である。
ホン・スンチョル隊長を筆頭にした守備隊員たちは生業を捨ててまで命をかけ独島を守った。
両作品ともまだ投資会社は確定していない状況だ。