非転向長期囚の話を描いたキム・ドンウォン監督の『送還』がスイス・フリブール国際映画祭でドキュメンタリー賞を共同受賞した。

 13日に閉幕した第19回フリブール映画祭で『送還』はフランス、オーストリア、ベルギー3カ国の共同制作『茶園の悪夢』とともにドキュメンタリー賞を共同受賞した。同映画祭では昨年、キム・ミレ監督の『労働者だ、ちがう』がドキュメンタリー賞を受賞している。

 映画祭審査委員たちは『送還』と『茶園の悪夢』が特定の対象人物との強い絆を通じ特定の政治状況を扱いながら、観客に人間社会に内在した複雑性の核心に没入させたと評価している。

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