3日に韓国で放送されたMBCドラマ『悲しき恋歌』(脚本:イ・ソンウン/演出:ユ・チョリョン)第16話が17.1%(TNSメディアコリア調査)の視聴率を記録し20%を依然下回っており、視聴率低迷傾向に拍車がかかっていると韓国の芸能サイトmydailyが4日報じた。

 同サイトによれば、先月1月5日に第1話が放送された同ドラマは放送開始当初、視聴率が低迷し苦戦していたが、中盤から盛り返し、ストーリーの展開がスピーディーになり、クォン・サンウ、金喜善(キム・ヒソン)の渾身の演技と劇中ですれ違う2人の愛が多くの視聴者の支持を受け、先月24日に放送された第14話が19.5%の視聴率を記録し、制作スタッフが1次目標にしていた視聴率20%突破が可能かに見えた。

 しかし、第15話の放送から劇中、クォン・サンウと金喜善のすれ違いが過度に繰り返されるなど、スピーディーに展開されてきたドラマ内容が突然テンポが遅くなり始め、16.3%に下がり低迷基調に突入した。

 mydailyは今後『悲しき恋歌』は金喜善に恋する悪役に変貌したヨン・ジョンフンと、遅まきながら金喜善の大切さに気付いたクォン・サンウが真っ向から対決し、ドラマ終盤の視聴率アップを画策していると報じている。

 また5日に江原(カンウォン)道・龍坪(ヨンピョン)で行われる大規模ドラマサントラコンサート兼ドラマ最終撮影を通じ、視聴者の注目を集めようという制作スタッフの戦略があると同サイトは報じている。

 一方、『悲しき恋歌』と同じ時間帯に放送されているKBS第2ドラマ『海神』は31.8%の視聴率を獲得し、SBSドラマ『香港エキスプレス』は8.9%で依然不振を極めている。

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