2年6か月ぶりに3rdアルバムをリリースするカンタが、上半身裸の肉体美を披露して話題だ。

 孤独なボクサーの姿が写った今回のアルバムジャケットは、写真作家の金重晩(キム・ジュンマン)氏によるもので、戦いを目前にした悲壮感の漂うボクサーを表現している。

 4日にリリースされる3rdアルバム『Persona』は写真のみならず、リードトラック『仮面』の歌詞がネット上で早くも話題になっている。スローテンポのR&Bナンバー『仮面』は、愛する女性と別れる気持ちの本音と建前を交差させながら別れを目前にした一途な男性の気持ちを表現している。

 曲がネット上で公開されると、ファンの間で「実際に別れた女性を思い出して書いた歌詞では?」「歌詞に登場する女性は誰か?」といった多くの疑問で話題になっている。

 カンタのニューアルバムは全体的に悲しく暗い雰囲気だが、ポップバラードやジャズなど、多くのジャンルの曲が収録され、さまざまな姿を見せている。悲しげなメロディーのポップバラード『ゴミ』やファンキーなリズムの『麻痺』、カンタが中国で出演したドラマ『魔術奇縁』の主題歌『一日だけ』など、計10曲が収録され、そのうちの8曲を自身が作曲を手がけた。

 カンタはアルバムリリースに先立ち、先月26日、中国・北京で行われた「国家版権局著作権保護スターコンサート」に出演、新曲『仮面』を歌って中国のファンを魅了した。

 また、今月中旬に中国でリリースされるアルバムには『仮面』『ゴミ』『ゆっくりと歩く』『麻痺』の中国語バージョンが追加で収録されることから、すでに50万枚の予約を記録している。

『スポーツ朝鮮/イ・ジョンヒョク記者 jjangga@sportschosun.com 』

ホーム TOP