22日に死亡した女優のイ・ウンジュが残した遺書の中に登場する「お姉さん」が誰なのかに関心が集まっている。

　イ・ウンジュは計5枚にわたって書いた遺書で、「最後に電話で話したお姉さん…、必ず今日でなければならないと話していた人。ありがとう」と書いた。

　警察はイ・ウンジュの死をひとまず自殺と見て、類似な事件に準じて処理するという立場を見せている。すなわち、イ・ウンジュが最後に誰と電話で話したか、通話内容に自殺を幇助した事実があったかなどについては、追加の捜査を行わない方針だ。

　したがって、最後の電話の相手と22日に自殺した理由は、イ・ウンジュの死因を明かす上で重要な手がかりになる見通しだが、現在としては、究明されない可能性が高い。

　遺書に書かれた「お姉さん」が誰なのか、推測も難しい状態だ。芸能人の特性上、人間関係が明らかになっていないためだ。親しい芸能界の同僚中、「お姉さん」と呼べる人がそう多くないだけに、芸能人ではなく一般人である可能性が高い。

また、22日を選んだ理由についても、いくつかの推測が可能だ。2月22日は映画『バンジージャンプする』でイ・ウンジュが事故で死亡した日だ。イ・ウンジュは昨年10月に行った聯合ニュースとのインタビューでも、「大好きだ。当時を思い出すだけで、切ない感情になる」と話すほど、この映画に格別な愛情を持っていた。