「これが、冬のソナタランド?」

 韓流ブームにあわせ今月27日、ソウル・蚕室(チャムシル)でオープンした「冬のソナタランド」が期待以下の規模や粗悪な展示物、施設不備で、訪れた『冬のソナタ』ファンをがっかりさせていることが分かった。

 「冬のソナタランド」は当初、「ソウルでも『冬ソナ』の風情を楽しめる」とPRし、多くのファンの期待が集まっていた。

 27日午後訪れた「冬のソナタランド」にはドラマのシーンを拡大したいくつかのパネルと高校時代の制服、ピアノ、テーブルが展示されただけだった。


 このような指摘に対し、「冬のソナタランド」を造成した(株)コスモナインの宋吉龍(ソン・ギルヨン)代表理事は、「オープンはしたものの、まだ完璧に整った状態ではない。今現在もいくつかのアイテムを追加している」とし、「春川(チュンチョン)や南怡島(ナミソム)に比べ粗末な作りになっているのは事実だが、出国を控えた『冬のソナタ』ファンが気軽に立ち寄れる観光地にしたかった」と話した。


 展示は2月末で終了するが、1か月延期も考慮しているという。午前10時から午後10時まで開館、入場料1万1000ウォン。

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