フランス・カンヌで23日に開幕したMIDEM(カンヌ国際音楽見本市)でMayaが東洋人として初めて「Live Upstairs」のステージに上がり、韓国音楽を世界に披露した。

 25日午後9時30分(現地時間)、メディテラネホールに韓国から来たMayaを見るために全世界の音楽関係者が続々と集まり始めた。

 公演はオールスタンディングで行われ、いつの間にか会場は足の踏み場がないほどの人だかりとなっていた。

 龍柄のワンピース姿でステージに登場したMayaは2ndアルバムの収録曲『Shadow Boxing』でオープニングを飾った。

 オーディエンスは黒髪の小さなアジアのアーチストが放つパワフルな歌声と強烈な眼差し、パワフルにステージを動き回る姿を見て口笛を吹いて「ワンダフル」と叫んだ。

 壮大な国楽のメロディーが印象的な『悲風歌』を歌うとオーディエンスはMayaの歌声に耳を傾けた。

 遅れて会場を訪れた一部のオーディエンスは「どこの国から来たのか?」(Where are you from?)と大きな声で質問するハプニングを演出した。

 会場の雰囲気も高まり、Mayaがエンディングの『つつじの花』を感情を込めて熱唱すると熱い拍手と歓声が沸き起こった。

 公演後、フランス人の舞台音響、照明責任者は「韓国で音響や照明を学びたい。Mayaと一緒にヨーロッパツアーがしたい」と絶賛、Mayaを感動させた。

 ソウルエンターテインメントのキム・チャンス代表は「韓国の有名ピアニスト、イルマが2002年にMIDEM会場周辺のホテルでサルタチェロとライブを行ったことはあるが、MIDEMの公式公演に出演したのはMayaが初めてだと聞いた。韓国の歌手がフランスで世界の音楽関係者を前に歌を披露することができたことだけでも満足している」と話した。

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