父親をはじめ、一家で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を脱出したリ・ギョン(21)が、2月10日に放送されるSBSテレビの旧正月特集ドラマ『ピングオリ』を通じてタレントデビューする。

 リ・ギョンは劇中、中国・延辺出身のヒロイン、リ・ソンニョ(ホン・スヒョン)の妹リソン役を演じた。

 『ピングオリ』は延辺女性のリ・ソンニョが父親を探しに韓国に渡り、不法滞在者になって紆余曲折を経験するといった内容。

 リ・ギョンが演じたリ・ソネは延辺に残り、姉のリ・ソンニョが韓国から戻って来ることを待ち続ける人物だ。

 リ・ギョンと彼女の一家は98年に脱北、中国・延辺などを経て02年に韓国入りした。リ・ギョンは現在、東国(トングク)大学演劇映像学部で映画映像を学んでいる。

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