俳優の張東健(チャン・ドンゴン)が日本の主婦ファンに“襲撃”された。

 最近、写真集PRのために日本を訪問した張東健が、移動の機内で約10人の日本女性に囲まれ、サイン攻めにあっていたことが分かった。

 張東健の関係者は「張東健さんがどの飛行機に搭乗するかを予め分かっていた日本のファンが、ビジネスクラスの席を占領してしまった。彼女たちは張東健さんと同じ飛行機に乗るため、前日に韓国入りして再び翌日に日本に帰る強行日程だと話していた」と当時の状況を説明した。

 通常、芸能人が飛行機などで移動する際には、所属事務所の関係者が同席してファンのサインを丁重に断るのが一般的。しかし、この日に限っては事務所の関係者は事前準備のため既に現地入りしており、 張東健は一人でビジネスクラスのシートに座った。

 当然ファンのサイン攻めから守ってくれる関係者は一人もおらず、どこにも逃げ場所がなかった張東健は日本のファンに囲まれて約2時間を過ごさなければならなかった。

 まさに弱り目に祟り目だった。タイで映画『台風』のロケを徹夜で行い、その足で帰国した張東健は、到着した仁川(インチョン)空港で乗り継ぎをして日本に向かう途中だった。

 日本では到着と同時にファンミーティング、記者会見などのスケジュールが詰まっており、休息が絶対的に必要な状況だったが、予想外の日本のファンの“襲撃”にまったく休まる時間がなかった。

 しかし、疲労がピークに達していた張東健は2時間もの間、笑顔を絶やさず、日本の主婦たちのサイン攻めにも快く応じてファンを感動させたという。

 所属事務所の関係者は「スケジュールなどの管理を徹底させても、日本のファンはどこからか情報を手に入れてくる。帰国の際には空港でぎりぎりまで待って搭乗30分前にチェックインをするなど事前チェックを徹底してから機内に乗り込んだ」と俳優の安全確保のために毎回チェックを徹底させなければならない苦労を語った。

 一方、最近日本で発売された張東健の写真集&DVDは1万5000円(約15万ウォン)という価格にもかかわらず注文が殺到しており、近々追加分の生産 が始まるという。

 映画『台風』を撮影中の張東健は、来年1月中旬から再び撮影に合流する予定だ。

『スポーツ朝鮮/チョン・サンヒ記者 nowater@sportschosun.com 』

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