スターインタビュー
日本のファンの熱烈歓迎を受けた『ホテリアー』金勝友
「熱いものが込み上げてきて涙が溢れてきました」
日本で1600人のファンと会った金勝友(キム・スンウ)にインタビューした。27日午後4時から8時20分まで、日本の東京お台場にあるホテル・グランパシフィック・メリディアンで日本のファンと会った金勝友は、イベントが終わって体力的には疲れていたが、心は非常に満たされていた。
イベントに訪れたファンと握手して相手の目を見ながら一人一人に言葉をかけた金勝友は、主催側の東京MXテレビが準備したレセプションにも出席した後、興奮した様子で「本当に熱い感動をもらった」と語り出した。
―どんな印象を受けたか?ステージに上がるなり、いきなり涙を流していたが。
「とても熱いものを感じた。熱い物が胸に込み上げてきた。本当にありがたいと思った。日本に自分のファンがいるとは聞いていたが、これほどまで歓迎してくれるとは思わなかった。9月に新潟でイベントに参加した時よりも遥かに熱狂的な反響だった。自分でもまさか涙を流すとは思ってもいなかった」
―日本のファンから支持されている理由は何だと思うか?
「私自身でもよく分からない。ソフトで優しそうに見えると言われたことはある。恐らく私よりも人気のあるペ・ヨンジュンや張東健(チャン・ドンゴン)といった俳優が日本に来た時、私のことを良く言ってくれたのだろう(笑)」
―まさか1600人のファン全員と握手するとは思わなかった。主催側も予定していなかったと思うが。
「ファンの皆さんが送ってくれる愛の大きさに比べて私が準備したものが少なすぎると思った。目を合わせ、手を握って、何か思い出を作りたいと思った。もちろん大変ではあったし、足が震えて腰も痛かった」
―握手をしながらファンと何を話したのか。
「まだ習いたての韓国語で『会いたかったです』『私の人生で最高に幸せな日です』と言ってくれた。20代の女性からは『結婚したい』とも言われた(笑)。ファンの皆さんのハートが感じられた。手をわざと震わせる動きを見せて全員と握手をしたら手が腫れると言って私の手をそっと握ってくれた。そんな身振りからも私を大事に考えてくれていることを実感した」
―日本で人気となった『ホテリアー』や『新貴公子』は3~4年前に韓国で放送され、今の姿とは異なるが。
「最近よく、張東健や親しい俳優同士で『自分たちは今ボーナスをもらっている』なんてことを話している。これからが本当に重要だと思う。今現在、私たちが作っている作品をもっと魅力あるものにしなければという責任を感じる。すでに韓国映画やドラマは、韓国のみならず、日本、中国、台湾などのアジア全域に広がっている」
―魅力ある作品が求められているが、具体的にはどうするべきかと考えるか。
「韓日間の大衆文化の開放以降、日本のものよりもむしろ韓国の大衆文化が日本で受け入れられている。今までは日本に対して守り一辺倒の姿勢を取ってきたが、もっと積極的になってもいいと思う。個々が熱心に取り組めば、韓流ブームも簡単に終わらないだろう」
―海外での報道を通じてヨン様ブームや韓流ブームを実感した国民が多い。国内での人気があってこそ海外でも受け入れられると思うが、韓国のファンに何か伝えたいことはあるか。
「私自身も実際に日本に訪れて韓流ブームを実感するようになった。韓国の俳優が受け入れられていることを喜んでもらえたらと思う。もう少しだけでも、愛情を持って見守り、暖かい声援送ってくれたらと思う」
―今回の日本訪問に両親と叔母が同行したが、何か特別な理由でもあるのか。
「私はすでに若い俳優ではない。私が韓国でそれなりに人気があった頃は両親が忙しくて私の姿をまともに見てもらえなかった。一人の息子として率直にファンの皆さんから愛されている姿をお見せしたかった。今回は本当に喜んでくれて個人的に嬉しく思う」
―来年の計画は?
「一先ず映画『天軍』のロケが1月中旬には終わる。いい作品が出来たと自負している。国内だけでなく、海外のファンからも愛される映画になってほしいと思う。ちょうど昨年の今頃にドラマ『ローズマリー』の収録を終え、今まで『天軍』のロケに専念してきた。来年にはドラマへの出演も考えている」