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文化観光部、ペ・ヨンジュンへの勲章授与を検討
ヨン様こと俳優のペ・ヨンジュンに対する勲章授与が積極検討されている。
文化観光部の鄭東采(チョン・ ドンチェ)長官は27日、定例記者会見で「日本の韓流ブームを先導しているペ・ヨンジュン氏に対する勲章授与を積極検討している」と明らかにした。
「韓日関係の発展に寄与したペ・ヨンジュン氏に勲章を与えるべきという国民の声が高まっている」という同長官は「今朝、室・局長会でこうした論議がされ、近日中に再び会議を開いて勲章授与に対する最終的な結論を下す」と述べた。
同長官はまた「勲章授与の日時や場所を発表した場合、日本のファンが光化門(クァンファムン)庁舍に集まるのでは…」と心配を述べたりもした。
ベネチア国際映画祭で主演女優賞に輝いた姜受延(カン・スヨン)が玉冠文化勲章を受賞したことがあるが、ペ・ヨンジュンのように海外での受賞実績のない芸能人に人気を勘案して勲章を授与するのは国内では初めてとなる。
海外でも珍しく、英国政府は60~70年代に世界を熱狂させたロックグループのビートルズに音楽を通じて世界に英国を広めた点を評価して勲章を授与したことがある。
もちろん、ペ・ヨンジュンに対する勲章授与に慎重な意見もあるというのが鄭長官の話し。
ペ・ヨンジュンが勲章を受賞する資格が十分にあるとはいえ、かえって政府が勲章を授与することで人気や韓流に否定的な影響を与える可能性もあり、勲章ではなく功労賞や感謝牌にすべきという指摘もあるという。
鄭長官はまた、勲章の授与がペ・ヨンジュンのみならず、日本で韓流ブームの火付け役となったドラマ『冬のソナタ』に出演した崔志宇(チェ・ジウ)や尹錫瑚(ユン・ソクホ)監督にも拡大する可能性もあるとしている。
「ペ・ヨンジュン氏以外の韓流スターに対する功労牌や感謝牌の贈呈も検討している」という鄭長官は「韓流ブームが今後も続くよう、政府レベルの支援は惜しまない」と強調した。
『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』