映画
朴重勲、映画 『天軍』撮影中に全治3か月のけが
俳優の朴重勲(パク・チュンフン)が顔に重症を負った。
釜山(プサン)で映画 『天軍』(ミン・ジュンギ監督、サイダス制作)を撮影している朴重勲が15日午後、顔に裂傷を負い、近くの病院で手術を受けた。
『天軍』で李舜臣(イ・スンシン)役を演じている朴重勲は、軍人たちが騎馬戦やくす玉割りをするシーンを撮影した際にけがをした。事故は朴重勲の頭の上に落ちる事になっていたくす玉が顔を直撃して起こった。
くす玉が直撃した朴重勲の顔は血だらけになり、けがをした部分が俳優の生命とも言える顔だっただけに、スタッフは慌てふためいた。
朴重勲は近くの病院に運ばれ、30針を縫い、けがが目や鼻など広い部分にわたっており、手術も困難を極めたという。朴重勲はしばらくの間は撮影に参加できず、15日の午後11時にはソウルに戻り、最低でも一週間は自宅で安静にする必要があるという。
朴重勲は大けがをしたにもかかわらず、撮影が中断することを心配してメイクで隠してでも撮影を強行する構えだ。
朴重勲の関係者は「手術の経過を見守りながら撮影への復帰時期を決めたいと思う」とし、「幸い3か月ほどで傷口は完全に消えると診断を受けた」と話した。
15日現在、主演の朴重勲の重症によって『天軍』の撮影は一時的に中断された状態。一先ずは他のシーンを優先させて撮影スケジュールを調整する予定だ。
制作費80億ウォンの超大作『天軍』は現在の韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の軍人、核科学者が16世紀にタイムスリップして若き頃の李舜臣(イ・スンシン)に会って起るハプニングを描いた映画。
金勝友(キム・スンウ)とファン・ジョンミンが南北の警備隊長役を演じ、コン・ヒョジンがマサチューセッツ工科大学出身の核物理学者として登場する。
『スポーツ朝鮮/ チョン・サンヒ記者nowater@sportschosun.com 』