済州(チェジュ)道がコ・ヒョンジョンにすべてを賭けた。

 コ・ヒョンジョンのドラマ復帰作『春の日』の主なロケ地が済州に決定した。これを受けて済州道庁はドラマ撮影に全面的な協力をすることを約束し、今回のドラマ制作費の一部も支援することにした。

 一か月前、『春の日』のシナリオを受け取り、ロケ地として誘致することを明らかにした済州道は、年末のため今年の予算はほぼ底を尽いている状態にもかかわらず、制作費の支援を別途に策定した。

 支援規模はまだ確定していないが、ドラマ『火の鳥』が支援を受けた約3000万ウォン程度と予想される。昨年、済州でオールロケを行った『オールイン』はセット制作費用などで約3億ウォンの支援を受けた。

 ロケ場所の交渉や行政的な支援は基本的に含まれており、済州道側は協賛、ロケ現場周辺の交通規制、現地交渉など、可能であるすべての部分で全面的に支援する方針だ。

 済州道がこうして『春の日』の制作支援に積極的なのは、「コ・ヒョンジョン効果」のため。

 当初、済州道をはじめ3~4の地方自治体は、コ・ヒョンジョン効果を狙って熾烈な誘致合戦を行った。コ・ヒョンジョンが出演した『砂時計』のロケ地となった江原(カンウォン)道・江陵(カンヌン)の正東津(チョンドンジン)駅が有名観光地となったのが何よりもの証拠となっている。

 さらに『オールイン』の撮影で建てられた ソプジコジ聖堂セット記念館のオープンを控えた済州道は、コ・ヒョンジョン効果で観光客が誘致できると大きな期待を寄せている。

 一方、コ・ヒョンジョンは来週初めから、済州の飛揚(ピヤン)島で10年ぶりのドラマ撮影に入る予定だ。

ホーム TOP