「大賞はどちらなのか?」

 4日に行われた「2004 m.net Kmミュージックビデオフェスティバル」のエンディングをめぐってファンが集団で抗議を行っている。

 この日の授賞式はピ(rain)が「最高人気ミュージックビデオ賞」を、BoAが「最優秀作品賞」をそれぞれ受賞し、最後にBoAが『My Name』を歌って幕を閉じた。

 しかし、ピのファンは「2001年以降、毎年『最高人気ミュージックビデオ賞』の受賞者がエンディングを飾っていたが、なぜ今年になって突然変わったのか理由を説明せよ」と要求している。

 同ミュージックフェスティバルは毎年、最高人気ミュージックビデオ賞と最優秀作品賞の両賞を最高賞として授賞してきたが、2000年に最優秀作品賞を受賞したチョ・ソンモが最後に曲を披露した以外は、2001年のg.o.d、2002年のBoA、2003年の李孝利(イ・ヒョリ)と3年連続して最高人気ミュージックビデオ賞の受賞者がエンディングを飾った。

 さらには主催者側の「m.net」はホームページ上で一度は最後の公演者を「最高人気賞受賞ピ」と表記したが、急遽「最優秀作品賞受賞BoA」と変更しただけでなく、番組のキューシートにも「エンディングは最高人気賞受賞者」と書かれているなど、内部でも統一がされておらず、混乱していた。

 一方、こうしたファンの動きに対してm.net側は、「両賞は大賞に該当し、誰が最後のステージに登場しても問題はなかった」とし、「特に今年はGacktやジェリー・イェン(F4)らアジアのトップアーティストを招待したため、ピとBoAのうちでエンディングを飾るのはBoAが相応しいと判断しただけで、一部から指摘されている裏取引説などはまったくの事実無根」と釈明した。

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