今週末、日本で韓流スターのペ・ヨンジュンと李炳憲(イ・ ビョンホン)が激突する。

 「ヨン様」と「ビョン様」と呼ばれる二人は27日、東京・六本木ヒルズで人気対決を繰り広げる。

 7ヶ月ぶりの日本訪問にテレビ局がヘリまで動員して徹底取材を行うほどの人気を集めているペ・ヨンジュン。同日、六本木ヒルズではペ・ヨンジュンの写真展が開幕する。所属事務所が万が一の事故に備え、100億ウォンの保険をかける程の力の入れようだ。

 ところが時を同じくして、同じ場所には李炳憲のファンが殺到する見込みだ。李炳憲の主演映画『誰にでも秘密がある』が日本でも公開され、ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズでは衛星回線を結んでソウルにいる李炳憲が画面を通じて舞台あいさつをする。

 すでにチケットの予約枚数は25日にまでに3万枚を突破、公開前に4万枚を突破する勢いだ。過去に日本で公開された韓国映画で最も高い予約数を記録した映画は5月に公開されたペ・ヨンジュン主演の映画『スキャンダル/朝鮮男女相悦之詞』(日本タイトル『スキャンダル』)の3万枚。

 日本では『誰にでも秘密がある』が李炳憲人気の勢いに乗って『スキャンダル』はもちろん、日本公開の韓国映画で最高のヒットを記録した『シュリ』の総収益額(18億円)を超えるものと予想されている。

 日本のスポーツ報知は26日、「来日でますます盛り上がるヨン様フィーバーだが、『誰にでも秘密がある』の公開と共にビョン様がそれを超える可能性がある」と予想した。

 実際に『誰にでも秘密がある』の公開前日の26日夜、東京・日比谷の映画館では「We Love李炳憲ナイト」と題した特別イベントが行われる。

 『誰にでも秘密がある』をはじめ、『JSA/共同警備区域』(『JSA』)、『中毒』(『純愛中毒』)の計3本がオールナイトで上映される。

 このイベントは当初、710席の会場で開催される予定だったが、ファンの問い合わせが殺到。急遽1400席ある会場での開催を追加で決めたが、これもわずか1時間で完売してしまった。

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