【動画】ペ・ヨンジュン写真展 
  
 ヨン様フィーバーが2日間、ソウルを直撃した。20日午後1時、ソウル市内のロッテホテル蚕室(チャムシル)で行われたペ・ヨンジュン写真展『The Image Vol.1』の開幕式にはペ・ヨンジュンを一目見ようと約800人のファンが押しかけた。前日19日に龍山(ヨンサン)CGVで行われた青龍映画賞の手形モニュメンイベントよりも多い数だった。

 少しでも近くでペ・ヨンジュンを見ようとファンの一部は場所取りのために深夜3時から待つ熱意を見せた。開幕式の1時間前には、すでにホテル1階のロビーはファンで埋まり、遅れて来たファンは1階が見渡せる2~3階のフロアーを占拠した。

 展示会を主催したペ・ヨンジュンの所属事務所BOFは、熱狂的なファンからペ・ヨンジュンを守るためにセキュリティー50人を配置したが、あまりの熱狂ぶりに急遽ホテルの職員50人も動員した。

 イベント会場とつながるロッテ百貨店の女子社員は「開店前の朝から賑やかになり始め、カメラを手にした日本の女性ファンで一杯になった」と朝からの様子を語った。



 この日のイベントには韓国のファンのみならず、日本、香港、台湾などの海外からもペ・ヨンジュンを一目見ようとファンが集まった。彼女たちは国籍は違うがペ・ヨンジュンファンという共通点一つで互いを「フレンド」または日本語で「トモダチ」と呼び合った。

 ファンのほとんどは30~40代の日本女性。大阪から来たという48歳の女性は「大阪からソウルに来る飛行機がヨン様ファンで満席だった。25日に日本でも写真展が行われるが、むしろ韓国の方が混まないと思って直接来た」と話した。

 この女性は「なぜペ・ヨンジュンが好きなのか」という質問に「一言でクールだから」と答えた。 



 午後1時、ペ・ヨンジュンがテープカットをするために地下1階にある展示会場のシャロッテルームからエスカレーターに乗って1階ロビーに現れた。

 するとその瞬間、ロビーをいっぱいに埋め尽くしたファンが一斉に韓国語で「ヨンジュンシ、サランヘヨ!」(ヨンジュンさん、愛しています)と歓声を上げた。ペ・ヨンジュンの周りにはファンが押し寄せ、ロビーに飾られていた花輪が倒れた。

 警備員が英語と日本語でファンを制止しようとしたがまったくの無駄だった。展示会場の入口にある看板が倒れるほどに場内が混乱したため、ペ・ヨンジュンはテープカットのみを終わらせ、予定されていたファンへのあいさつもできず、再びエスカレーターで地下1階の展示会場に戻るしかなかった。

 この時、数百人のファンが一斉にペ・ヨンジュンの後を追ったためにエスカレーターの周辺は大混乱となり、倒れ込んだファンもいた。



 この日の展示会は午後1時から取材陣と招待客にまず公開され、一般の入場は午後2時10分から始まった。写真展にはペ・ヨンジュンの写真40点と撮影で着た衣装が一緒に展示され、写真40点のうち30%は写真集に掲載されなかった未公開分だった。

 展示会場の入口で販売されたペ・ヨンジュンの写真集は12万8000ウォンという価格にもかかわらず、展示が始まってから1時間も経たないうちに300部が売れた。

 この日、展示会場で行われる予定だった記者会見は、多くのファンで混乱したため結局2時15分頃、ホテル地下1階の駐車場で行われた。

 ペ・ヨンジュンは記者会見で「さまざまな姿を見せたいと思って写真展を開いた。今回の写真展の収益金を社会福祉のために寄付したい」と語った。

 ペ・ヨンジュンは「普段の姿から脱してまったく違った姿を見せたいと思って体を鍛え上げた。体型の維持が一番大変だった」とこれまでの苦労を話した。

 ペ・ヨンジュンは最後に「海外から来て下さったファンに本当に申し訳なく、感謝している。日本でまたお目にかかりましょう」と話した。

ホーム TOP