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SBSドラマ『ガラスの華』神戸ロケに日本のファン殺到
9日午前10時30分、日本の神戸市新明海ビル。クリスチャン・ディオールの店舗が入ったこのビルの前に100人を超える日本の人々がカメラ付き携帯とビデオカメラを手に待ち構えている。
12月1日からスタートするSBSテレビのドラマ『ガラスの華』のロケが行われているこの場所に、日本のファンがイ・ドンゴンとキム・ハヌルを一目見ようと朝早くから待っているのだ。
この日のロケシーンは日本の財閥一家の養子となったドンジュ(イ・ドンゴン)が韓国のトップスター、チャン・スヨン(ユミン/笛木優子)とデートを楽しむ姿を雑誌社の写真記者ジス(キム・ハヌル)が写真を隠し撮りするという場面。
日本のファンはすでにファンサイトなどを通じて撮影のスケジュールを把握しているという。前日、神戸港での撮影で日本のファンクラブ「ピンキースカイ」の会員からプレゼントをもらったキム・ハヌルは「日本のファンも最近はとても積極的になった。以前は遠くからただ眺めているだけだったが、最近はサインや写真を撮ってほしいと言ってくれる。韓国のファンと似ている」と日本のファンの特徴を話した。
イ・ドンゴンとユミンはクリスチャン・ディオールからプレゼントを贈られた。クリスチャン・ディオールのショップが撮影を歓迎して100万~200万ウォン相当のジャケットをプレゼントしたのだ。
ドラマ撮影の協賛のために東京から日本支社のマーケティング責任者が直接神戸まで駆けつけるなど、日本国内での韓国ドラマ人気を多くの面で感じることができる。
イ・ドンゴンが撮影を終えて店から出た瞬間、辺りは瞬く間にファンで溢れかえり、身動きが取れない状況になった。30代以上の女性がほとんどを占める日本のファンは、イ・ドンゴンが車に乗るまで我先とカメラのシャッターを切った。
日本の現地スタッフは「特に30代以上の世代に韓国俳優の人気が高い。韓国ドラマに懐かしさを感じ、韓国の俳優は日本の俳優に比べ、鍛え上げられた体とソフトな面を持ち合わせており、魅力を感じるようだ」と現地の雰囲気を伝えた。
一方、この日の午後1時から行われた制作発表会後には、神戸市から1時間ほど離れた淡路島でイ・ドンゴンとキム・ハヌルが参加して撮影が行われた。
制作発表会に参加した日本の取材陣の多くが撮影現場の取材にまで同行して出演者の一挙一動をカメラに収めた。